マンホール蓋の規格・性能 性能・構造 マンホール蓋は、「管路の役割」と「道路の役割」を併せ持つため、基本的に以下の安全性能が求められます。 マンホール蓋の性能、構造 蓋 ・がたつきがしない ・破損、変形しない ・浮上飛散しない ・スリップしない ・腐食しない ・不法投棄、浸入がない ・雨水流入が少ない(汚水管きょ) 受枠 ・がたつきがしない ・破損、変形しない 基礎調整部 ・がたつきがしない ・破損しない ・雨水流入がない ・緊結構造とする ロック付転落防止梯子 ・転落、落下しない 圧力開放耐揚圧性能について JIS A 5506:2018 本文と付属書には、蓋の内圧安全性として「蓋の圧力開放耐揚圧性」と「転落防止性」が規定されています。 「蓋の圧力開放耐揚圧性」は、マンホール蓋のかん合力を超えるマンホール内圧発生時に、マンホール蓋を一定高さ以下で浮上させ、内圧を解放させる性能として記載されています。 ※[JIS A 5506:2018 解説 5.1.7.1]より引用 転落防止性能について 5JIS A 5506 付属書 A(規定):転落防止装置及びその性能試験 マンホール内圧からの空気圧や水圧等により、仮にマシホール蓋が開放しても転落防止装置が枠から離脱や破損を生じないように耐揚圧荷重強さと、人が載っても破損しないための耐荷重強さが記載されています。 (この内容はG-4規格と同内容です) ※[JIS A 5506:2018 解説 5.2.1-解説図 3-]より引用