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JGMAについて

工業会案内

会長挨拶

MESSAGE

皆さんは次の3つの言葉から何を連想されますか?

これらの言葉の意味するものは『 グラウンドマンホール(マンホール蓋)』をイメージするキーワードであり、 本工業会が担うべき重要な役割を表現しています。
本工業会は 1991 年(平成 3 年)に設立し、グラウンドマンホールを下水道管路で唯一地上に存在している管路の入り口としての役割、また地上では道路の一部としての役割を担うことから、『見える下水道 路上の橋』というメッセージによりその役割を発信してきました。
この「地下と地上をつなぐインターフェイス」であるグラウンドマンホールは、市民の身近に設置された60cmの空間として全国に約1,600万基存在しており、24時間365日、過酷な環境下にありながら、さりげなく皆さんの「身近な処で安全・安心な生活空間」を守っています。
その為に、常に変化してきた社会環境や時代感をふまえ、当工業会では様々な課題解決をする「高度なテクノロジーの集合体」として、グラウンドマンホールの安全性と機能性を向上させ続けております。

グラウンドマンホールの未来を創る

グラウンドマンホールは、B.C800年頃の古代ローマ:ポンペイ遺跡で発掘された大理石製のふたが最古のものと言われており、これまで様々な文明とともに存在してきております。近年では「現代文明を支える地下空間の入り口」と言われ、その地下空間には上水道、下水道、電気・ガス・通信などのライフラインが現代文明の動脈や静脈として走っており、この地下空間の入り口がグラウンドマンホールなのです。
これからの時代感は、これまでの延長線上ではない「Society 5.0」という創造社会へと移り変わろうとしております。「デジタル革新(DX)と多様な人々の想像力・創造力の融合によって価値創造と課題解決を図り、自ら創造していく社会」と定義されている社会においては、人間だけでなく技術にも創造をめぐらし共生の道を探ることで、持続可能な発展を遂げていくことが可能になります。
したがって、これまで提供し続けてきた市民に身近な存在であるグラウンドマンホールの将来価値について、創造社会における新たな環境・事業者・使用者・市民の姿を想定し、新しい文明の時代感を先取りして革新的・創造的且つ持続的に「進化」と「深化」をさせてゆくことが、私たちの役割であり使命だと思います。

本工業会は、このような 『 グラウンドマンホールの未来を創る 』 ため、2020年(令和2 年)に一般社団法人へと移行し、これまでの本工業会の DNA を継承しつつも、さらに専門的で高度なテクノロジーを融合させて、持続的な社会づくりへの貢献を果たしてまいります。

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