マンホール蓋の規格・性能 維持管理要領 JIS規格の付属書Dには、下水道管路施設の中でも唯一道路上に設置され、管路の一部、道路の一部として性能・機能を併せもつことが求められる重要な施設であるマンホール蓋を、管路施設として一体的に捉え的確な維持管理が必要であるということが記載されています。 マンホール蓋変遷表 マンホール蓋の基本情報は下水道台帳にないこともあるため、状態把握を行う際又は行う前に情報収集を行う。 変遷表をもとに、タイプ別にマンホール蓋の構造及び性能が推測でき、状態把握の作業を効率化できると記載されています。 〇:性能を満足 △:性能不足 ✖:性能なし ※:付加できる性能 ※[JIS A 5506 :2018 解説 5.2.4]より引用 維持管理頻度の設定例 マンホール蓋の維持管理頻度は、管きょ・マンホール本体などと同期化した上で設定することが望ましい。 ただし、マンホール蓋は管路施設の中では唯一道路上に設置されており、他の管路施設と比較すると性能劣化の進行が早いため、設置環境によっては、マンホール蓋単独での維持管理が必要となると記載されています。 ※[JIS A 5506 :2018 付属書 -D.5 維持管理頻度-]より引用