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Maintenance

維持管理に関するご提案

マンホール蓋変遷表を活用した状態把握手法

「マンホール蓋タイプ変遷表」とは、蓋模様、蓋裏の構造、設置年、材質、支持構造、性能・機能項目等によりマンホール蓋をタイプ別に分類した変遷表です。
「マンホールふたタイプ変遷表」を活用することで、性能・機能不足の判定を効率的に行えることができるとともに、下水道台帳調書にある年代別のマンホール設置数を照合することで、マンホール蓋タイプごとの概括的な設置数を把握することができ、維持管理計画及び改築計画の策定に利用できます。
以下にグラウンドマンホール変遷表を活用した状態把握手法の例を掲載します。

① マンホール蓋変遷表を確認し、蓋のタイプ(1~6の老朽化状況)を把握する。 


マンホール蓋をタイプごとに分類し、分類したタイプごとに、設置期間・材質・構造や蓋に求められる安全機能8項目への適合度などの評価を行うことが可能です。性能がよくわからない場合は、製造メーカーなどへのヒアリングも行いながら変遷表を作成することを推奨します。

② 推定設置年(設置年度)をもとに、下水道台帳のマンホールの蓋タイプを選定していく

下水道台帳のマンホール蓋のデータに変遷表に記載してあるタイプごとの分類をしていくことで、どこにどのタイプの蓋が設置されているかが把握できます。

GISを活用することで、台帳のマンホール位置情報をタイプごとに可視化することが可能に。

下水道台帳のマンホールが保有している位置情報を活用すると、GISなどの地図上にタイプ毎に色分けしたマンホール蓋の位置が可視化されます。どのエリアにはどのタイプのマンホール蓋が多いとかがわかるようになり、リスク評価や改築の優先エリアや点検・調査の優先順位付けに活用できます。